マスク警察が不織布マスクに

近頃、巷ではマスク警察なるものが出回ってるらしい。

もちろん日本の警察庁とは関係なく、公安とも関係なく、自称「正義の味方」である民間人の方々。

どういった活動かと言うと、コロナ禍でのモラルを守らない人々へ注意をして周るらしい。

その一つが・・

「マスクを着けていない!」

この注意はもっともなもので、コロナ禍の今、公共の場でマスクをつけずに歩いている方々は顰蹙を買っても致し方ない。

その顰蹙を買っている方々に注意して歩くのが「マスク警察」と呼ばれているらしいのである。

その「マスク警察」が進化してきたというではないか。

「鼻出しマスク」までも取り締まるらしい(と言っても効力はなく、注意するだけならしいが)。

確かに、マスクという奴は厄介なもので、少々息苦しいのは否めない。

ついつい鼻だけでも出したくなるものである。

そこを「マスク警察」は許さないのである。

「不織布マスク」

次に「マスク警察」が動き出したのが「不織布マスク」である。

ん?不織布マスクがいけないのか?

いやいや、逆ですよ。

「不織布マスク」を着けなさい!という注意をして周っているらしいのである。

「不織布マスク」以外のマスクは効果が無いとも言われている。

「ウレタンマスク」に「手作りマスク」。

確かにこれらは菌やウイルスをカットする力が無い・・皆無とまで言われている。

しかし、中にはウイルスや菌をカットするフィルターをマスクの内側に入れて使っている方々や、それ相応のマスクを使っている方々もいるはず。

不織布マスクをしなさい!と注意して周るのは、いかがなものか・・・道を歩いているだけで唐突に注意されるとやはり気が悪いであろう。

不織布マスクを販売している立場としてはありがたいような気もしない訳ではないが・・・

とにかく、私は今日も不織布マスクを着けて歩くことにする。