トラウマ「株は儲からない」

アメリカを見る。1929年の大暴落。

株価が暴落前の水準を取り戻すまで25年もかかった。個人の記憶から「株は儲からない」という意識が消えるのに、ほぼ1世代の年月を要している。
その意識は、次の世代になっても簡単には消えない。

その一方で、新たな世代の投資家が現れている。2000年以降に成人になり、ネットを駆使する「ミレニアル投資家」だ。
日本の場合、そのトラウマはもっとキツイ。
「ロボアドバイザー」と呼ばれる人工知能を使った資産運用の助言サービスが出てきた。最適の分散投資手法を提供してくれる。
これが、トラウマを取り除いてくれるかもしれない。

アルコール、除菌、マスクの仲間の勉強塾より