コンピューターが教えてくれた幸せになる条件

前野隆司、
慶應義塾大学大学院システムマネジメント研究科教授

偏見も先入観もないコンピューターが
幸せになる条件を4つ教えてくれました。
それは「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「あなたらしく」

☆「やってみよう」
この先にあるのは、自己実現と成長だ。
小さなことでも
ワクワクできる趣味や仕事にトライしていれば、
成長する実感や達成感が得られ、幸福感はさらに高まっていく。

☆「ありがとう」
人と繋がり、感謝の気持ちを持つ。
誰かを喜ばせたり、逆に助けてもらって感謝したり。
人と心を通わせることで、人は幸せを感じることができる。

☆「なんとかなる」
悲観的ではなく、楽観的・前向きでいること。
心配性になり過ぎず、ちゃんとしたから大丈夫と自分に語りかけることで、
幸せを実感できるようになる。

☆「あなたらしく」
人や周囲を過度に気にせず、自分の意思を持つ。
そうなれば、
他人と比較することで得られる幸せではなく、
確かな心の幸せを呼び込める。

お金やモノ、地位による幸せは長続きしない。
幸せに暮らすにはある程度のお金やモノ、地位は必要だ。
しかし、こうして得られた幸せは、
またその上を求めてしまいがちなので長続きしない。

歳を重ねるほど、人は幸せになれるものという面白いデータがある。
健康度は20代をピークに落ちていくが
幸福度は50代以降から上昇していく。

人は歳を重ねるとともに、
日々の楽しみを見つけ、感謝の気持ちで、
細かいことは気にせず、
自然体で生きることができるようになる。
さらに、幸せな人の周りには幸せな人が多く、
幸せは伝播するという研究結果もある。

アルコール、除菌、マスク、仲間の勉強塾より