『職場の理不尽に怒らずおだやかに働く技術』
横山信治
「怒りには、百害あって一利なし」。出世や取引のチャンスをつかむには、「怒り」を抑えるスキルが必要不可欠。
相手に「期待しすぎない」ように気をつける「このように行動してくれるだろう」という期待感も、
相手が思い通りに応えてくれなければ怒りに直結します。怒りは、期待を裏切られた時に起こります。
実は、怒りの感情は「二次感情」で、その底辺に「一次感情」が潜んでいることを、あなたはご存じですか?
では、一次感情(元々の感情)は、何だと思いますか?そうです。「不安」や「心配」です。
「どうしたんだろう」「何かあったのかな」「私のことを嫌いになったんだろうか」という気持ちが最初にあり、
その後、怒りに変化しているのです。怒りが湧き出た時に、一次感情を探るだけで冷静になり、その後の反応を変えることができます。
特定の人への怒りを緩和するには、自分の「劣等感」を受け入れる。
怒りは、あなたの大切な価値観を教えてくれます。例えば、ファミリーレストランで子供が騒いでいた時に「ここは食事をする場所なんだから、
親がきちんと言い聞かせるべきだ」と腹が立つとしたら、あなたの価値観は、食事する場所は静かにするべきだということを示しています。
不愉快だと思ったことでも、まずは「そのまま」受け入れよう。
「イラッ!」としたら、深呼吸をしよう・相手があなたに、何かしたこと。・相手があなたに,何かしなかったこと。
このどちらかから、怒りは生まれます。
あらかじめ、「自分が期待すること」を公表しておこう。
他人の批判に対する対処法は、相手が自分を批判するに値する人物か否かを見極めてください。
「我慢」と「辛抱」の違いがわかりますか。我慢の先は、不満です。辛抱の先には、希望があります。
他人との比較が怒りの感情を生む怒りの感情を感謝に変えることができた時に、はじめて大きな成功が手に入る。
アルコール、除菌、マスク仲間の勉強塾より