『決断力の磨き方』

池田貴将

眠れる才能を己のなかに見出すことは、 もしかしたら、すべての人がまず果たすべき、 この世の使命なのかもしれない。
「自分には何も才能はない」 これは安易な諦めにはほかならない。

なぜなら、何かしら人より秀でた能力を、 誰もがもっているというのは、 統計的にも実証されているからだ。
200万人もの能力を、40年に渡って観察した、 あるアメリカ人研究者の報告がある。

それによれば、調査対象全員が例外なく、 他より秀でた能力をもっていることが わかったそうなのだ。
しかも驚くなかれ、そんな能力が 1~3つも、あるという。
200万人と競争して1番になれるものが、 最低でも1つ、多くて3つもある。 なんとすごいことだろう。

これでもまだ、「自分には何の才能もない」 なんて言うのだろうか。
「できない」に逃げるな。 「できる」を見つけるために、戦え。

アルコール、除菌、マスク仲間の経営塾より