『完全版 鏡の法則』

野口嘉則

「ゆるす」という選択をしたとき、私たちは過去の呪縛から解放され、やすらぎと精神的な自由を手に入れることができます
相手から振り回されたり傷つけられたりしている状況を改善しないままで、相手のことをゆるそうとするのは、無理があります。

ゆるす前に、まず相手と自分との間に適切な“境界線”を引き、相手から振り回されたり傷つけられたりしない状況をつくることが大切
誰かに対する怒りの感情を心の底に押し込めると、その怒りのエネルギーが自分に向かうようになり、自責の念や自己嫌悪に悩まされるようになってしまう
何かの選択をするときに、親の期待に応えようとするのをやめ、自分の気持ちをできるだけ優先して選択する
罪悪感を抱えつつ親の期待を裏切っていく覚悟、罪悪感を味わいながらも親をがっかりさせていく覚悟が必要
たがいの幸福に関心をもち過ぎないこと

〇ゆるすための8つのステップ
1.相手との間に境界線を引く
2.感情を吐き出す
3.行為の動機を探る
4.感謝できることを書き出す
5.感謝の言葉を復唱する
6.謝りたいことを書き出す
7.学んだことを書き出す
8.宣言する

自分が深く傷ついていることを理解し、ゆるせない自分をゆるしてください
感謝の言葉や謝る言葉を伝えるときは、見返りを期待せず、相手に伝えることだけを目的にする
人生で起きるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起きます。

そして、あなたに解決できない問題はけっして起きません。あなたの人生に起きる問題は、あなたに解決する力があり、そしてその解決を通してより幸せな人生を築いていけるから起きるのです「既に亡くなっている相手に対しても有効」ですが、できれば親が元気なうちにやっておきたい。

スティーブ・ジョブズも亡くなる直前、ビル・ゲイツと和解した、人生後半になればなるほど、「荷物を下ろす作業」が重要。
若い時分にも、前に進む力を得るために、やっておきたい作業。

アルコール、除菌、マスクの仲間の勉強塾より