『サラリーマン「ダブル収入」実現法』

石川貴康

基本的な考え方というのは、「自分が働く」のではなく、「他人」あるいは「資産に働かせる」という考え方。著者のロバート・キヨサキ氏は、「資産」に関して、このような説明をしていました。

「私のポケットにお金を入れてくれる」のが資産「私のポケットからお金をとっていく」のが負債
この考え方がわからず、今も無謀な住宅ローンを組んでいる人がいるのは、嘆かわしい限りです。お金は自分で稼ぎ出すものだ。たとえ少額でもいい。まず、自分で稼いでみるといい。違った世界が見えてくる。そして、そのお金を稼ぐ稼ぎ方を仕組み化できれば、まるで自分の背中に羽が生えたような気分になる

お金を稼ぐ仕組みの最初は、太古の昔から行われているトレードを構築すること。知っておくべきは「安く買って、高く売る」ことだ
お金を稼ぐ仕組みのもうひとつは、小なりといえども資金を投じてお金を稼ぐ仕組みを作り上げること。つまり資本家・資産家と同じことをすること


歯車は使い捨てだ。会社員は資本主義社会の主人公ではない。部品だ。しかし、仮に会社員のままでも、小さく資本主義のエンジンを作ることができる。ひとつエンジンが作れれば、次々とエンジンを作ればいい
年収に占める返済比率が30%を超えると、銀行からの融資は難しくなる
こんなふうに考えるべきだ・70歳にならないと年金はもらえない・仮にもらえたとしても、額は大きく減っている・もらえるまでに負担しなければならない金額は増える一方・大学生の子どもの年金まで家庭で負担しなければならなくなる
配偶者控除制度もいずれは廃止されていく

物販であれば、バイマ(BUYMA)やイーベイ(eBay)などを使って海外からモノを仕入れ、ネットで転売するビジネスの形もある
日本のお金の価値は落ちている
これからも価値を持ち続けると考えるのは、不動産と金、この2つだ
人がその不動産を使って、お金の流れが生み出せるときに、不動産は資産としての価値を生む

世田谷は意外なほどビジネスの中心地からは遠く、東京駅に出るのに1時間近くかかる。その点、日暮里や根津、北千住あたりは中心部から近い。東京駅に出るのに要する時間は30分も見ておけばいい
ロシアのルーブルに注目「空いている店や時間帯」に目をつければ、自分ができる範囲でやれることが見えてくる
これから法人はますます有利になっていく

アルコール、除菌、マスクの仲間の勉強塾より