「言葉と爆弾」

ハニフ・クレイシ

パキスタン人の父とイングランド人の母を持つ、英国人作家。双方の社会で差別された生々しい体験から、イスラムも西欧も、それぞれに欺瞞があると告発した。

一方は他方を物質主義的で不道徳だとなじる。他方は一方を狂信的で無知だと論難する。原理主義に囚われて行った彼の親しい友人や親戚は、格差、戦争、貧困、無関心、暴力、憎悪などの負の連鎖の矛盾に耐えきれなかった人々だ。

ISの外国人ジハーディストを見ると、彼らは高等教育を受けたが、イスラムの教義には明るくない若者だった。かつ、不安定な社会的地位にあって、犯罪に手を染めた者が多かった。

エジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より