自分の中のもう一人の自分、主人公に気づく
桝野俊明
「主人公」は禅語である。 自分の中に居る、もう一人の自分。
彼は、いつもの自分よりも自由で 沢山の可能性に満ちている。
彼こそが、本来の自分。 自分の中に居る、真実の主人公だ。
最も自由に、最も楽に生きるために 禅では、このように考えている。
だから、自分は、こういう人と決めつけては いけない。
自分の中にいる主人公の目を覚まさせ、 多くの可能性にチャレンジせねばならないからだ。
ある高僧は、自分に「主人公」と呼びかけ、 みずから「はい」と答える。
「目を覚ましているか」と尋ねて「はい」と 答える。
この問いかけを、ひたすら繰り返していたそうだ。
アルコール、除菌、マスクの仲間の経営塾より