日本のワイン市場はガラパゴス
日本は成熟したワイン市場と見られているが高価なボルドーやブルゴーニュが売れているだけだ。これでは成熟とは言えない。
ガラパゴスからグローバル・スタンダードへ。島国のワイン市場が、ようやく開かれようとしている。
ソムリエは、飲み物のサービス係にすぎない。ワインリストを作成し、ワインと料理の相性を考えて、客をもてなす。仕事の領域は狭く、視野も狭くなりがちだ。
マスター・オブ・ワインという世界基準がある。これは、英国のマスター・オブ・ワイン協会が認定する資格。ワイン業界の最高峰で、最難関の資格と認められている。
ワイン理論を問う筆記、目隠し試飲、研究論文の審査をパスしなければいけない。試験の対象は、世界中のあらゆるワインであり、傑出した試飲能力が必要となる。
法律、マーケティング、ワインに関する時事問題など広範な知識が求められる。
アルコール、除菌、マスクの仲間の経営塾より