子ども庁だけでは足りない

40年前、スウェーデンは世界の高齢化の先頭を切っていた。しかし、830万人だった人口が、今は1000万人になった。通信機器のエリクソン、アパレルのH&M、音楽配信のスポティファイなど世界に知れた企業を有し、有望なスタートアップ企業の多い事でも注目されている。

手厚い支援で女性の就業率は高く、男女平等ランキングでも世界5位。寛容な移民政策には批判もあるが、移民抜きでは人口減は止められなかったはずだ。

子ども庁だけでは、とても足りない。これだけではスウェーデンのようには復活できない。今や、日本は高齢化の先頭走者なのに少子化には反転する気配もない。
女性の活躍を後押しする政策も無く、ジェンダーギャップは先進国で最悪、外国人財の受け入れでも腰が引けている。これでは衰退途上国のままだ。

アルコール、除菌、マスク仲間の経営塾より