カジノ法案から

リゾートカジノを認めないとすると、その理由にギャンブル依存症が持ち出される。それは、合理的ではない。

公認されているギャンブルにも依存症はある。日本なら、パチンコが最も依存症が高い。ギャンブルに入るきっかけは、パチンコである事が多い。だから、カジノに反対する理由は、曖昧になる。

イギリスの哲学者、J・S・ミル「他者被害の原則」
他者の身体や権利を侵害しない限り、政府は個人の行為に介入できない。
功利主義者ベンサムたちも、この立場で論争した。

カジノで儲ける人は、他者の権利を侵害するのか。同性愛であるというだけで、被害者もいないのに犯罪になるのか。
人間の自由を考える時、この「他者被害の原則」は大切である。

アルコール、除菌、マスクの仲間の勉強塾より