とっくに始まっていたAI競争

日本IBMは、AI技術を使ったコンピューター「ワトソン」を擁して業界を先行している。

競争のポイントは、AI自体ではなく、包括的なサービスにある。コンサルからソフトまでの幅広さが、IBMの強みだ。

ワトソン関連の売り上げ高は、2015年は、178億ドル(2兆円)。数多くのAIの中で独走している。

消費者のデータを持つグーグルや米マイクロソフトは脅威だ。しかし、IBMは、金融から自動車まであらゆる業界向けにシステムを供給している。
その知見があり、企業向けでは断トツだ。

アルコール、除菌、マスクの仲間の勉強塾より