「不況のときこそ稼ぐ3つのヒント」

 リッチ・シェフレン

〇「空が落ちてくる!空が落ちてくる!」
これは映画「チキン・リトル」の中で、頭に木の実が落ちてきたのを、空が落ちてくると勘違いしたヒヨコのセリフです。このヒヨコのセリフを真似て、あなたのお子さんを笑わせてあげたことがありますか?
何が滑稽かと言えば、最近はこのセリフを自分で言う必要がなくなったことです。だってテレビをつければCNNのニュースキャスターから、この「空が落ちてくる」的なコメントをこれでもかというほど聞くことができるのですから。
正直言って、私はこの状況を楽しんでいると同時に、際限のない苛立ちを感じています。なぜなら私たちが今、世界経済において経験している現実こそ、規模が大きな「チキン・リトル」に他ならないからです。
経済的な見通しがどれほど悲観的であるかについてあちこちで声高に報道され、みんながパニックになっています。気がついたときには、どこもかしこも危機的状況に陥っています。数十億ドルもの大金が大企業にばらまかれる一方で、解雇者数は天井知らずで増える一方です。誰もが、次に何が起きるのかを、漫然と座して待っているだけです。

〇いったいどうしちゃったんでしょうか?
しっかりしてください!私たちにこう考えろとかこうしろとか言ってくるメディアを本気で信用しているのですか?銃乱射事件についての悲しいニュースの後で、良心の呵責もなく、ウォータースキーに乗ったリスのビデオを流しているような人たちのことを?
確かに、信頼できるニュース報道もあります。でも、そういうニュースはピューリッツァー賞を受賞できないでしょうね。現実としっかり向き合いましょう。実際に起きたことをニュースとして報道する時代は終わりました。トンチンカンなニュースキャスターが何も考えることなく人工的な白い歯を見せながら無意味なセリフを垂れ流すたびに、あの偉大なジャーナリスト、エドワード・R・マローがお墓の中で悶絶していると思いますよ。私たちが最近耳にしていることは、もはやニュースではありません。メディアが前もって、人々から引き出したい反応を決め、そのために慎重に選んだ情報をニュースにしているだけです。メディアは、彼らが反響を得るために言いたいことをそのまま私たちに伝えているだけです。
そして今この瞬間にも、「私たちの頭上から空が落ちてきている」と叫ぶあのヒヨコと同じ手法で、本当は大したことないのに、とてつもなく有害であるかのような情報の断片を大々的に浴びせられているのです。

さてここで誤解しないでほしいのですが、私は、今は大変な時代ではないと言っているのではありません。もちろん、私たちは皆「ピンチだ」と感じています。私が言いたいことは、自称「ニュースの人間」という、髪をスプレーで固めたトンチンカンたちに、いいように操られるままにしているなら、自分のビジネスを高いレベルまで成功させることは決してできない、ということです。
なぜでしょうか?それは、あのヒヨコにマインドコントロールさせることを許してしまえば、あなたは自分のマインドを掌握することができず、自分で道を切り開くことはできないからです。
不景気の中でもビジネスを大きく繁栄させる方法がある?不景気の中でも、ビジネスを大きく繁栄させる方法はいろいろあります。というか、抜け目ない実業家たちは「景気が悪化」している最中にも百万ドルの単位で稼いでいます。
誰かが「空が落ちてくる」と叫ぶたびに、パニックに陥って走り回らなかったからです。今みたいに景気が停滞しているときでも、百万ドルの単位で稼ぐことは可能です。大事なことは、今、あなたのビジネス成長戦略に次のような小さな変更を加えることです。
そうすれば、これらの煽り情報による恐れを軽減することになり、あなたの会社が目の前の課題に集中して取り組み続けることができるでしょう。

〇ここで、あなたが正しい道を歩み始めるのに役立つヒントを3つお教えします。
1)耳栓を買う。市場でパニックが起きている主な原因は、誰かが私たちにパニックにならざるを得ないように煽っているからです。でも、それは間違っています。なんでもかんでも反対の反対論者には近づかないでください。新聞やテレビのニュースチャンネルは無視してください。目立たないように耳栓をつけて、「お前の言うことなんか聞いてないぞ~」とつぶやきながら好きな音楽でも聞いてください。
あなたのビジネスとあなたの利益にフォーカスし続けてください。自動車メーカーのビッグスリーで何が起きているのかは放っておきましょう。ヒップホップ・グループのパブリック・エナミーも「マスコミの大げさな煽りは信じるな!」と歌っているではないですか。
2)今まで以上にマーケティング活動に励む。これは従来の考え方に反することですが、不景気にぴったりの行動です。なぜでしょうか?それは、あなた以外の人はみんな、将来に対する恐れから縮こまり、縮小し続ける予算にしがみつきながら物影に潜んでいるからです。この「みんな」にはあなたのライバルも含まれます。つまり、今は、アグレッシブなマーケティングプランを押し進めることで、かなり大きな市場シェアを獲得する、またとないチャンスなのです。
そうすれば、嵐が落ち着いたとき(そのうち必ず落ち着きます)、あなたは市場でNo.1のポジションをしっかり確保していることでしょう。そのとき、他のみんなはゲームに戻ろうと必死にもがいていることでしょう。
3)賢明な助言を受ける。この最後のポイントは、最も重要なポイントです。なぜなら、私たちの多くにとって、今回の不景気はこれまでに経験したことのないものだからです。
簡単に言うと、私たちは誰も「自分の知らないことは知らない」ということです。だから、以前に同じような不景気を経験して、その中で数百万ドル稼いだことのある人のアドバイスと知恵が必要なのです。

もしあなたが、不況などで自分のビジネスがうまくいかないときは、ぜひこの3つのヒントを思い出してみてください。そうすれば、どんなときでもあなたは自分のビジネスを成長させることができるようになるでしょう。大きな利益とその向こう側へ。

アルコール、除菌、マスクの仲間の勉強塾より