くれない族からの脱却

「他人と過去は、変えられないが、自分と未来は、変えられる」 交流分析を提唱したエリック・バーンの有名な言葉だ。

交流分析のゴールは、自律した人間になること。 こんなに一所懸命頑張ったのに、感謝して“くれない”。 私のことを誰も評価して“くれない”。 誰も私のことを誘って“くれない”。 という、「くれない族」がいる。
くれない族は、相手にこうあって欲しいと期待し、相手の変化を要求する。 つまり、相手を変えようとし、変わらなかったときにがっがりする、減点法の人だ。
加算法の人は、自分を変えることはできるが、 他人と過去は変えることができないと知っている。 他人へ過度な期待はしない、自律した人である。

アルコール、除菌、マスク仲間の経営塾より