『#アソビ主義』
中川悠介
従来縦の「カテゴリー」でくくられていたものを横軸で刺すという思想は、今の時代のヒットの条件にかなっている
人もモノも街も、第二、第三ではダメなのです第二、第三のきゃりーには興味がないし、必要もない
自分たちがいいと思うことだから、続けることができたのだと思います。やり続けるパワーは、自分たちがいいと思えるから出てくるのです
「あそこ、おいしいらしいよ」このくらいのニュアンスで言われているのがいい。「らしいよ」くらいで表現されているものに、人はドキドキするし、気になると思うのです
「この音楽、すごくいいんですよ、聴いてください」と自分で宣伝するよりも、「なんか、あのバンド、カッコ良くない?」と周囲の人が騒ぎ始めるほうが明らかに興味を持たれる。そういう時代に弱さを強さに変えていくには、絶大なる自信とまわりの評価が必要です。自信を手に入れるには、正しくまわりの評価を理解する必要がある
「原宿カルチャー」をキーワードにした際に、僕たちはモデルを起用すると人気が出ることがわかっていました。だから、モデルに関わるメディアを作ろう、モデルに関わるブランドを作ろう、モデルに関わるイベントをやろう、と広げていった
人のやりたいことを応援してあげる。そうすると、ついてきてくれる
背伸びするようなことはしない、わからないことはやらない、自分たちがわかる範囲のことをする
僕たちの考え方は違うのです。「横」なのです。原宿、青文字、クラブ、カワイイ、といったアソビシステムのキーワードである「縦」の業界を、横軸で刺しているイメージなのです
縦の社会では、誰もがまず「カテゴライズ」したがります
今の時代は、お茶の間にテレビCMを打つよりも、ウェブサイトやSNSで決まった人たちに打ったほうが情報の価値が上がる
最初からカルチャーにしようとしていたから、カルチャーになったのだと思っています。ブームじゃなく、カルチャーを創る意識が重要
100万部の雑誌はなくなるかもしれないけれど、5万部の雑誌は高く支持され、評価される。そういう時代が来ている
アネコール、除菌、マスクの仲間の勉強塾より